【韓国本】死にたいけどトッポッキは食べたい【感想】
안녕하세요~♪YUNA(Twitter)(Instagram)です。
今日は韓国のベストセラー本
『死にたいけどトッポッキは食べたい』
を紹介します♪
他の韓国本も紹介しているので良かったらこちらの記事も覗いてみてください。
ではさっそくどんな本なのか、どんなことが書いてあるのか詳しく見ていきましょう。
『死にたいけどトッポッキは食べたい』の詳細
書籍紹介<책소개>
タイトル:
『死にたいけどトッポッキは食べたい』
光文社(2020年1月21日)
2018年に韓国で自費出版からベストセラーになった話題のノンフィクション作品。
不安な心をありのまま描き、韓国で話題となったエッセイ本です。
韓国語タイトル
韓国語タイトルは、
「죽고 싶지만 떡볶이는 먹고 싶어」
- 죽다
死ぬ - -고 싶다
~したい - -지만
~けれど、~だけど - 떡볶이
トッポッキ - -는
~は - 먹다
食べる
なんと韓国ではもうこの本の続編も出ています。
著者紹介<저자소개>
著者:백세희(ペク・セヒ)
1990年、韓国・ソウル生まれの女性。
文芸創作学科を卒業した後、出版社で5年間勤務した。
10年以上気分変調症(軽度のうつ病)と不安障害を持ち精神科を転々とし、2017年に通いだした病院で薬物治療と相談治療を並行している。
一番好きな食べ物はトッポッキ。
訳:山口ミル
韓国在住の翻訳者
もっと自分を気楽に愛したい
気分障害と不安障害を抱える著者と精神科専門医の12週間の対話が書かれたエッセイ本。
ぼんやりとしたうつ状態が続く"気分変調症"の治療を通して、自分の内面に向き合い、他者とのかかわり方を見つめ直した日々の記録です。
読んでいるうちに、自分もその場に居合わせているような感覚になる不思議な本でした。
白黒論理
自分をコーナーに追い詰めて、「白と黒」の2つから1つを選ぼうとするんです。
死にたいけどトッポッキは食べたい より
白と黒の間にはグレーがある。
でも「白と黒とグレー」の3つじゃないですよね。
そのグレーにも、濃いグレー・薄いグレー様々な色があります。
当たり前のことなのに、私はこの本を読んでやっと気づきました。
自分の考え方次第で、不安を克服することもできるし、落ち込むこともできるんですよね。
私ももっと自分のことを大事にしてあげたい
私たちは日々の生活の中で、何らかの不安や悩みを感じています。
私もそのうちの一人です。
私は昔、その不安や悩みを無いもののように、見えないフリをして生きていました。
そして見えないフリを長い間続けていたら、不眠の日が続くようになりました。
職場の上司にすすめられて、病院へ行きました。
カウンセリングを受けたことはありませんが、現在も薬物治療中です。
そんな私はこの本を読み、自分の内面に向き合おうとする著者の直接的な感情の表現に感動というか・・・
自分のことを分かってあげようと、大事にしてあげようとする姿に感銘を受けました。
私も自分のことをもっと大事にしてあげたい。
こんな人に読んでほしい
- 不安や悩みがある
- 忙しくて自分と向き合えていない
- 自分に不満なところがある
- 自分より他人の意見を気にする
- 他人と自分を比べてしまう
- 考え方が極端
- 自分を好きじゃない
一つでも当てはまることがあれば、ぜひ読んでみてほしいです。
自分が今大変なことにも気づかない
韓国語版の本の帯部分にこう書いてありました。
"자기가 지금 힘든 줄도 모르고 사는 사람이 많아요.
이유 없는 허전함에 시달리면서."
「自分がいま大変なことも知らず生きる人が多いです。
理由のない寂しさに苦しみながら」
この本を読むことによって、読んだ人それぞれ共感する部分・ハッとさせられる部分があると思います。
気になった方はぜひ読んでみてください。
韓国版は続編も出ています。
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